以前に取材した「松ぼっくり探検隊」の続編です。
平塚中央公民館のG展でお会いした、元五領ヶ台高校の教諭の沼田 俊彦さんが5月に秦野市の山間にあるギャラリー「K2 ギャラリー みくるべ」で娘さんと個展をされるということで観覧に行ってきました。
K2 ギャラリー みくるべ
秦野市の郊外の三廻部(みくるべ)地区にあります。渋沢駅からコミュニティーバスで20分と山間に向かっていきます。とても静かな場所にあります。もとは酒屋さんだったところですが、特に改修などもせずにそのままギャラリーにしたそうです。
とても天井が高く、開放感があって落ち着いた感じで作品をゆっくり鑑賞できます。
そのギャラリーで沼田さん親子の作品が展示されていました。
こちらが娘さんのパステル画です。
何枚か展示されている中で、私が一番気に入った作品です。娘さんも松ぼっくり探検隊の隊員で、隊長のお父さんと散歩に出かけたときに落ちている松ぼっくりを表現したのではないかと、勝手に想像してみました。カラフルで楽しく素朴でどこかホッとする感じがします。
オーナーの高山さん
「K2 ギャラリー みくるべ」はまだオープンして1年も満たないです。オーナーの高山さんは、陶器を焼いています。とてもユニークなものまで焼いてしまいます。
花器ですが、ブランド物のバッグのようです。高級革を思わせる表面の模様には驚きます。
ハンディのある方の現代アート
高山さんは、学校で英語を教える先生をされていて、最後は茅ヶ崎の養護学校で校長先生もされたそうです。
その関係でハンディのある方のアートを集めた展覧会を仲間のみなさんと主宰されています。
昨年のフライヤーですが、今年も12月に実施すべく準備されているそうです。
是非、注目してください。
静かで、お茶を飲みながらお客さんとお話しをしたりして、のんびりと作品を語り合うのも豊かな時間の過ごし方です。知る人ぞ知る隠れ家みたいなギャラリーに足を運んでみてはいかがでしょう。
ライター:清水浩三(湘南NPOサポートセンター)