毎月第2月曜日と第4土曜日に開催している寺子屋は
吉沢地区の地域の方々と、神奈川大学平塚BBS会の学生、公民館、そして当会が協働で運営しています。
今日はその寺子屋の開催日(9:30〜11:30)
いつものように子どもたちの勉強を見たり、外でケイドロや草野球をして遊びます。
その後、寺子屋プロジェクト運営会議を行いました。
参加者は地域からリーダーの他に5名、学生が5名、そして当会はアドバイザーとして参加しました。
下半期の事業計画について日程の確認をしたり、問題点の洗い出しをしました。
一番の課題は活動の担い手不足、特に事務局体制が弱いこと
そしてこの寺子屋事業が地域に認められ、浸透してきたわりには参加児童が増えないことです。
地域の方もそれなりに一生懸命考えている、そして学生も協力的で楽しい企画を考えてくれる。
公民館に助けられて運営しているのが現状だが、何かが足りない。
それは、この活動が地域にとって本当に大切なこととしてとらえられているか?
子どもたちの今を、そして未来を、地域で見守りたいと本当に考えているか?ということのような気がします。
運営会議の間、子どもたちの立場に立って考えるという姿勢が少し欠けていることがわかりました。
開催することが義務になってしまって、肝心の子どもたちに目が向いていないのです。
ニーズがあるから活動する、という市民活動の基本的な部分がどこかに行ってしまっていないだろうか?
活動の目的、意義、進むべき到達点について再度確認していくことが必要だろうと考える。
そしてかかわる人たちが楽しくないと実は子どもたちも楽しくない、ということを再度お伝えしたい。
そうは言っても、毎月必ず子どもたちのために来てくれて、どうしたらいいかと考えてくれる
寺子屋運営メンバーは、やっぱり地域にとっては大切な存在です。
そして学生の参加はとても魅力的で、子どもたちもお兄さん、お姉さんが大好きです。
山あり谷ありだけれど、せっかく軌道に乗ってきたこの寺子屋をなんとかいい方向へ持っていきたい、
そのみんなの熱意が正しい方向へ向くようにこれからも応援するつもりです。
寺子屋の様子(学習と外遊び)と運営会議(18歳から70歳代までの幅広いメンバーで行っています)