平成25年から始まった「ひらつか地域づくり市民大学」も

今年で3回目を迎えることができました。

この事業は平塚市(福祉総務課・中央公民館・協働推進課)と当会(湘南NPOSC)との

協働により開催しているものですが、

年々、内容も充実し受講者の意識の高まりも感じています。

「住んでよかったと言えるまちに・・・」をキーワードに

市民自治という大きな未来に向かって、取り組んでいます。

 

さて、オープニング講座として今年は、産能大学情報マネジメント学部教授の

斉藤進先生をお招きして、「地域で共に考えるまちづくり」と題したご講演の後

全員参加のワークショップを行いました。

今、国では地方創生という言葉と共に

地方移住(定住)を推奨する気運がありますが

今の学生は果たしてそれをどのように捉えているのか。

また、現実問題として地域で生活している住民たちは

この問題をどう考えているのか。

という切り口から、地域づくりはそこに住む市民(住民)がつくっていくものであること

地域の絆が希薄な今だからこそ、できることはたくさんある

そのためには一人ひとりの意識改善が必要であることなどを

ワークショップを挟みながらわかりやすく教えていただきました。

その後のワークショップでは

・いま、地域が抱えている問題って?

・日頃、生活していて気になることは何?

・自分たちでできる対応策や改善策を考えよう!という流れで

各グループで意見交換を行い、

対話の内容を発表していただきました。

参加者のアンケートより(抜粋)・・・

・若い方の意見が講師の方から紹介があり、良かったです。いろいろな方とお話ができて良かったです。(岡崎地区ふじみ野自治会)

・さまざまな現状把握になった。

・2回目の参加になりますが、1回目より各自治会等が抱えている問題が皆同じようで、話しの中に入ることが出来、大変良かったです。(立野町)

・一団体のみの活動が解決できない問題が多くなる。共に支え合うには、団体の枠を超えた考え方が必要になるとの考えをより強く持った。

・公開講座にのみ参加させていただきました。ワークショップしやすい人数でしたが、少し時間がたりなかったか、と思いますが、向き合って話し合うことは有意義でした。黄色いポストイットが 使われなかったのが残念でした。(八幡自治会)

・地域づくりに関する課題が山積しています。解決に対する問題もいろいろあります。

地域=行政の一体化がますます必要と思います。(福祉村)

・自治会がこれはと思う方法でやろうとする活動を行政が支える。(平塚のチベット)

・ためになる講義で良かった。(自治会)

・今後も参加型講座を続けてください。(横内地域)

・公開講座は内容は問題ではなく、参画(参加)することが大事と思います。(旭地区自治会)

 

さて、いよいよこれからが本番の地域づくり市民大学

次回は8月22日、横浜市泉区の地域づくりの事例から学びます。

お楽しみに!

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