第2回目「地域づくりの取り組みから(1)横内地区を歩いてみよう」は、
好天にめぐまれた10月18日(土)、横内地区のまち歩きと
多くの方々を巻き込んでまちづくりを実践している
横内こどもサポートネットワーク協議会会長の鈴木奏到氏を講師に迎え
人が集まる(参加したくなる)事業の作り方・どうしたら人を巻き込めるか、について
お話を伺いました。
当日は、今年4月に開村した横内福祉村スマイル広場に集合、
福祉村のスタッフの皆さんに福祉村の活動を紹介していただきました。
スマイル広場を出発して、横内のまち歩きを開始。
ここは横内銀座(?)と言われる商店街の一角です。横内の歴史を紐解きながら
ところどころで鈴木さんより説明を伺います。
青少年広場と呼ばれている場所で説明を聞きます。
ゴミ捨てに関する立派な掲示板が受講生の目をひきました。
2回連続で大きな台風が来ましたが、このような土嚢をあちこちに配置し浸水を防ぎました。
しかし、実際には各所で床下浸水の被害があったと伺い、案ずる声が聞こえてきました。
子どもたちの登下校の安全を確保するために、自治会が立ち上がり道路の幅を拡張したそうです。
地権者の皆さんが快く合意して下さったことに多くの皆さんが感謝しています。
まち歩きの後は、横内公民館で、鈴木氏より横内地区のまちづくりの活動についてお話を伺いました。
講義の後は各グループでまち歩きの感想や横内地区の取り組みについて意見交換です。
自分の地域と比べてどうか、横内の取り組みで参考になる点はどこか、など
活発な話し合いが行われます。
多くの団体が連携して活動しているが、どうしてそれができたのか?
継続して関わる秘訣は何か?など、多くの質問が投げかけられました。
最後に鈴木さんから、協働の文字を紐解き「人が楽しく動く」ことのコツを教えていただきました。
以下に、受講生からの声を紹介します。
・通学路の整備は地域性もあり、自地区では実現が難しいが、子供を守るという考えを重視したい。
・各団体の連携が素晴らしいと感じた。
・歩いて見て、気づくことが多かった。通学路の安全確保とか土嚢の保管してある事に感激しました。
・まちを歩くのはとても良いです。駅から横内まで歩きましたが、街を良く見ることが出来ました。
・地域づくりの要素とかたちが横内地区の実践を通してよくわかった。まち歩きをして、地域の雰囲気を感じた後のお話はすっきりと頭に入った。
・地域の各団体の連携があった点が横内は素晴らしいと思った。各参加者の連携が出来ればいいと思った。
・オンとオフのつながりが大事だという事(アイディア、行動力、実践力につながる)
・協働→響働というのはいかがでしょうか。今日もよく勉強出来た。
次回は、11月1日(土)
NPO法人れんげ舎代表理事の長田英史氏を講師に迎え
「組織運営の肝をおさえる、会議のやり方と場づくり」
〜参加する人の内面と、活動の場をつなげるために〜
会議の持ち方一つで大きく変わる組織運営について学びます。