「Web文章が魅力的になる、 木になる基本の“き”」
6月30日(金)18:30~20:00 Webライティング講座第3回目「文章が魅力的になる編集術」を報告します。
当日の様子を詳しくお知らせしますね。議事録担当の清水さんが、今回もとても丁寧に記録をとってくれました!所用で参加できなかった方も、このブログを読めば内容もバッチリわかるのではないかな~と思います。ゆっくり読んでみてくださいね!
NPO法人森ノオトの北原まどか代表。今回もとても丁寧にかみ砕いて説明してくれました。現場の声を大切にする、人を活かす、まちが動く、を実践されています。
しっかりメモを取ります。取材の基本もメモです。ペンを動かすごとに編集力が高まるかもしれません!
今回は「編集・校正」についての講義です。
今回の講座の中で最も多く使われたワード
「自分の立ち位置」
自分は何の目的で取材をするのか?取材で得た情報で何を表現したいのか?どこまで譲歩できるか?譲れない部分は何か?自分の中で明確にしておかないといけない。
「メディア・リテラシー」
取材で得た情報を様々な視点から客観的に読み砕き信頼性に足りうる情報にして発信する。※ライターが取材の原稿を書くとき及び編集者がライターの原稿をよむときの注意点と着眼点。
1、丁寧にシンプルに文法を使う。
●「主語」が誰なのかを意識する。
ライターは取材して知っているので、つい読者もわかるだろうと主語が不明確になりがち。読者の立場を意識しよう。
●敬語は使い方の誤りに注意、また、丁寧語を多用すると嫌味になるので注意する。
2、同じ表現を繰り返し使わない。
「おいしい」「とてもおいしい」「すごくおいしい」を10回も出てきたら
「本当においしいんだろうか?」と疑心暗鬼になってしまう。
●1つの原稿で同じ表現は2回まで。
表現を変える。 例:「おいしい」→「豊かな味」「深みがある」など。
3、当て字・言い換え字は使わない。
自己啓発に酔った人の”浅い考え”と思われてしまいかねない。
例:「宴会」→「縁会」。「最高」→「最幸」。
4、主観と客観の程よいバランスで唯一無二の記事に
読者との距離が近い等身大の記事がローカルメディアの良いところ。
●編集者はライターの個性を引き出す。
●ライターの個性が解ってくると、得意・不得意分野がわかり適材適所で活躍させることができる。
●ライターのモチベーションもあげることができる。
5、「編集・校正」のブログとの違い
●編集者は最初の読者である。
ライターを最大限リスペクトし「より良くなるためにはどうしたら良いか?」を
フイ―ドバックしてあげる。
●ローカルメディアでは一人で編集するより、複数の目線で編集するほうが違った見方がでてくるので望ましい。
●質より量。—ライターも編集者も数多くこなすと質が向上する。年1回より、月1回を目指そう。
6、「取材先との校正」3回目のアポ。
編集を終えたものを「取材先」に確認するが、校正を出すときの注意点として。
●未完成を送らない。相手に見せて恥ずかしくないレベルのものを送る。
●校正を丸投げしない。
●ライターの書きたいことが台無しにされないように、チェックしてほしい部分を明確に伝える。—–「自分の立ち位置」が重要。
7、取材・編集・発信に至るまでに留意すべきことのチェックリストを作ろう。
「言論の自由」とはいえども、発信側がどんなことでも記事に書いて発信できるわけではない。著作権、個人情報、取材先の意向など制約の上での記事作成となることを認識しなければならない。ただ、理解するには非常に難解であり容易ではない。
そこで
●団体に専門知識のあるスタッフを養成する。
●情報発信にいたるまでに留意すべき点のチェックリストを作って共有する。
●取材先として扱わない範囲—–例:占い、宗教、
●載せてはいいもの、いけないもの。—–顔写真、実名
●科学的根拠のあるものか?などなど。——ここでも「自分・団体の立ち位置」が重要になってくる。
8、公的データを読み込む
平塚の市民活動団体として平塚の公的データを知ることは非常に重要。
●平塚を知ると、平塚がわかる。
●平塚の課題が見えてくる
●団体の目指す目標が明確になる。
*今後の予定
Web講座は、いよいよ実際に平塚市内に取材に飛び出して取材、原稿書きの実践に入ります。できあがったものを振り返り次の2回にわたり講義を受けます。
●7/31(月)18:30~ 市民活動センター会議室
●8/31(木)18:30~ 市民活動センター会議室
と、その前に!
●7/13(木)18:00~1時間程度、プロのHP制作者から、ブログアップの方法、効果的な写真の撮り方、掲載方法を学びます。これはちょっとお得な情報ですよ~♪受講生だけの限定サービスメニューです!!!この機会に他の人と差をつけちゃいましょう!
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