昨今、新聞各紙でも農福連携に関する報道がされ、社会的にも認知されつつあるように感じます。令和4年6月以降、農福連携による農家からの依頼が立て続けに数件続いて嬉しい状況が生み出されています。
現在動きつつある農福連携のマッチングの様子の一部をご紹介いたします。
6月14日(火)
事業担当の関谷がコーディネーターでもある岩田農園を訪問し、畑で栽培する空心菜・ネギ・アスパラ、らっきょうを視察しました。
そこで、空心菜の袋詰めを福祉事業所(キルクももはま)に依頼することを約束しました。
5月から社会福祉施設「スタジオ・クーカ」の皆さんが、関谷農園の畑で夏野菜を育てています。施設の利用者は草むしりをしたりナスやトマトなどの野菜を収穫したりして、植物に触れ合う経験の場となっています。
7月29日(金)
事業担当関谷と「キルクももはま」の職員が、15時30分に草川農家を訪問してサツマイモ(くりまさり)の袋詰めの具体的作業について確認しました。
この日は、その後16時に岩田農園を訪問し、空心菜の袋詰め作業についての契約をしました。
8月9日(火)
朝7時に岩田農園に、「キルクももはま」利用者と職員、事業担当の関谷が、空心菜の袋詰めの仕方を習いに行きました。
手際よく作業する利用者さん。この様子だったら他の仕事もお願いしたい、と岩田農園さん。
8月26日(金)
13時に、草川農家から「キルクももはま」の作業所にサツマイモをコンテナに入れて持ち込み(今回は90kg)、袋詰め作業を行いました。
熱心に作業する利用者さん、想像以上の速さで取り組んでくださいました。
8月29日(月)
26日に袋詰めしたサツマイモを、平塚市片岡のあるJA湘南の経済センターに運び出荷しました。この仕事は10月まで続く予定です。
さらに、現在平塚市内の花の農家2件から障がい者の雇用についての相談が寄せられています。
今後の展開が楽しみです。
令和4(2022)9月3日記