令和6(2024)年10月17日(木)午前

韓国・全国農業技術者協会の皆さんから日本の農福連携を学びたいとの連絡を受け、視察の受け入れを行いました。

 

当日は、23名(+通訳1名)の方々に向けて

  • 日本の農業と障がい者の現状について
  • 神奈川県で行っている農福連携マッチング等支援事業について
  • 平塚・伊勢原・大磯・二宮方面でのマッチングの現状について

当会の農福連携プロジェクトリーダー関谷から説明させていただきました。

説明後は、

・障がい者はどうして増えているのか?

・コーディネーターの役割は?

・マッチングはどのようにして進めているのか? etc.

など、活発な質疑応答がありました。

その後は、平塚駅西口にある「就労継続支援B型事業所キルクももはま」さんを訪ね、実際の作業現場を見ていただきました(施設内就労)。この日はさつま芋の袋入れ、空心菜の袋詰め、キクラゲのパック詰め作業を行っていました。殆どの作業がスムーズに行われていたため、感心して見ていたようです。

また「キルクももはま」さんでは、かわいいアクセサリーや小物なども作っているため、日頃の作業の様子なども見ていただくことができました。

質疑応答も活発に行われ、逆に韓国の農業事情も知ることができました。

韓国でも農業の後継者が育たず、高齢化の一途をたどっているそうです。若い人の仕事の選択肢として農業はない、とまでおっしゃっていました。

日本で繰り広げられている農福連携に強い関心を持たれているのも、そのような背景があるということのようです。

 

短い時間でしたが、楽しく交流することができました。

最後は「キルクももはま」さんの前で記念撮影!

視察団は、前日の16日は静岡県内の農福連携を視察、17日は平塚視察終了後に木更津まで足を延ばし、翌日韓国に戻られるとのこと、日本の学びが活かされるよう願うばかりです。

 

視察受け入れに快く対応してくださった「キルクももはま」さん、ありがとうございました。農福連携の推進に積極的にご協力いただき、心より感謝しています。引き続きよろしくお願いいたします。

 

2024年10月22日 記 農福連携PJチーム

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