視覚障害者 駅ホーム転落事故ゼロ運動が始まりました。

足柄上郡山北町出身で、現在は平塚市に住んでおられる鈴木満江さんにご自身が考案された、視覚障害者声かけの道具「幸せの黄色いたすき」についてお話を伺いました。

鈴木さんは、「NPO法人横浜発明振興会」の会員でアイデアウーマンです。

 

NPO法人横浜発明振興会

NPO法人横浜発明振興会は、昭和36年に発足し、歴代の横浜市長が名誉会長をしてきた市民活動団体です。

「NPO法人横浜発明振興会」の詳細はこちらをご覧ください。

NPO法人横浜発明振興会のメンバーの皆様。鈴木さんは2列目左端の赤い服の方。

 

鈴木さんの考案した発明品の中で最新の「幸せの黄色いたすき」を紹介します。

この作品は、NPO法人横浜発明振興会の平成29年度年間最優秀賞を受賞しました。

 

「幸せの黄色いたすき」は「視覚障害者への声かけの道具」

みなさんは、街で困っている様子の障害者などをみかけたらどうされるでしょう?

「どうされました?」とか「何かお手伝いしましょうか?」とか声をかけることはできますか?気になっても、残念ですがなかなかできないですし、しないで通り過ぎてしまいますよね。

でも、困っている本人が「すいません、2~3分サポートお願い。」と言ってくれたらどうでしょう。言ってくれれば、近くにいる人が必ず手を差し伸べてくれるはずです。

その言葉の代わりになる文字が書かれているのが「幸せの黄色いたすき」です。

鈴木さんも、失礼ながらお年を考え車を返上したとのこと。電車の利用が増加して駅のホームなどで視覚障害者をお見掛けすると「大丈夫かしら?」と気になることがあるそうです。

また、ニュースで視覚障害者がホームで事故をおこされた報道にも心が痛みます。そんなことから声かけの助けに成るものをと考え「幸せの黄色いたすき」が出来たとのこと。

 

 今ではいろいろな方のご支援があってできた「幸せの黄色いたすき」です。

 

その一人が、元(株)パイロット万年筆社長の神部禎夫さまとのこと。現在88歳、現役書道教師で視覚障害者への声掛け経験もあったことから、この趣旨にご賛同くださり、たすきに筆文字を書いてくださいました。文字の大きさは視界原理のお知恵をいただき、また重量も視覚障害者のかたの持ち運びに便利な最小、最軽量の40gになりました。

神部様本人がモニターしてくださっています。

 

現在、鉄道各社、国土交通省等で声かけ運動をしています。

 

このようにしてできた「幸せの黄色いたすき」は試作品の段階です。製品化に向けて資金調達のため2018年年4月26日よりクラウドフアンディングReady forを公開しています。

http://readyfor.jp/projects/16265

「幸せ黄色いたすき」又は「視覚障害者声かけの道具」で検索が可能です。

 

鈴木様、本日はありがとうございました。いつまでも若々しく、前向きにアイデアライフを楽しんでください。

 

ライターの独り言

今回の取材でのキーワードの「声かけ」。考えさせられました。地域社会が円滑に回るための潤滑剤がこの「声かけ」。

「おはよう」「元気ですか?」「お変わりありませんか?」

この一滴、一滴の「一声」がどんなに効果があるのだろうなということを学びました。

「一声かける勇気」を持ちたいものです。

 

湘南NPOサポートセンター 清水 浩三