ひらつか市民活動センターでの取材の帰り、見附台公園の隅の広場でおじさんが何かを放り投げているのを発見した。
何をしているのだろう?と近づいていくと、野球のボールくらいの銀色の鉄球を投げていた。
先に投げた球にぶつけるように、放り投げていた。しばらく様子を見た。


直感でゲームのようなことだと思った。
おじさんに近づいて聴いてみることにした。
「何をしてるんですか?」
おじさんは「この球を投げてるんですよ」と球を見せてくれた。
持ってみたらけっこう重い。約700グラムくらいあるそうだ。パラスポーツのボッチャに似ていたので
「ボッチャみたいですね。」と言ったらおじさんは
「ボッチャのもとになったものだから」と教えてくれた。


「フランスではとても人気があって、いたるところでやっている遊びだよ」
名前は「ペタンク」というらしい。
「やらせてもらっていいですか?」
「どうぞ」
というわけで見よう見まねで私もやってみた。
球の持ち方は、注意が必要らしい。手のひらを上に向けて投げると手首を痛めるそうだ。
手の甲を上に向けて投げる。上級者はそれで球にスピンをかけて落下地点から動かないようにするそうだ。
やってみたが、球が上に上がらない。腕だけではとても投げられない。全身のバネを使わないとダメだ。
「東京オリンピックの次の、パリオリンピックの正式種目になるかもしれないよ」と教えてくれた。
後でネット検索してみた。
ペタンクは1910年に南フランスで生まれた。誰でも楽しめる球技でヨーロッパを中心に普及しているスポーツだそうだ。目標に金属製のボールを投げ合って、相手のボールより近づけることで得点を競うゲームである。


最近はヨーロッパだけでなく、アメリカ、アフリカ、アジアにも広がり国際的なスポーツとなっている。
冬のオリンピックで有名になったカーリングもこのペタンクがもとらしい。


少しの広さの場所があればできること。ルールが簡単で解りやすくすぐ始められること。適度な重さの鉄球は全身を使った運動です。放り投げてもよし、転がしても良しと子どもから高齢者まで自分の体力に合った方法で競技ができること。
日本でも愛好者は多いそうだ。平塚ではあまり見かけないな。
フランスで生まれたスポーツなら、次のパリオリンピックでは種目になるかもしれないね。
注目してね。

 

ライター:清水浩三