皆さん こんにちは。

NPO法人湘南NPOサポートセンターです。

本日、平成29年4月1日(土)より「ひらつか市民活動センター」を、平塚市との協働による運営で開始いたしました。ひらつか市民活動センターの管理運営については、平塚市のHPにて詳細が紹介されていますので、ぜひそちらをご覧ください。

 

これまでの経緯

<指定管理導入の検討と中止> 

平成15年9月「市民による運営が望ましい」市民活動推進委員会

平成18年6月「民営化を慎重に進めるべき」市民活動推進委員会

⇒「平成19年4月からの指定管理制度による民営化」を検討していたが、民営化の方針を凍結し公営での運営を継続。

<運営方法の見直し>

平成25年度からセンターの管理運営のあり方を再検討

・市民活動センターに求められる機能役割の検討

・他市民営施設の視察調査

・利用団体へのセンターに期待する機能の調査

平成27年8月18日 平塚市民活動推進委員会が市長へ意見書提出

「ひらつか市民活動センターの管理運営については、民営化を進める判断をし、その方法や移行時期について検討する必要がある」

<協働運営事業の提案>

平成28年4月 協働運営亊業のパートナーを公募(行政提案型協働事業に提案)行政提案型協働事業

平成28年10月8日 協働事業公開審査会にて、2団体の事業提案のうち、NPO法人湘南NPOサポートセンターの提案を採択 平成29年4月1日より運用開始

タウンニュース 3年間かけ業務を民営化

<市民活動センターの機能強化>

段階的民営化による機能向上ビジョン

「相談・コーディネート機能」「情報提供・研修機能」「人材育成・ネットワーク機能」の向上を目指し、体制整備・引継ぎをしながら段階的に民営化し、民営化による効果を測定しながら進める、としています。

<協働運営によって変わらないこと・変わること>

・利用方法は変わりません。開館日・時間も変わりません。

・29年度もユースボランティア、センターまつり、ボランティア見本市など継続実施します。

・窓口スタッフにNPOスタッフが加わります。

・専門相談窓口(月2回)を設置します。

・団体向け講座をさらに充実します。

・30年度以降 SNSの活用で情報発信を強化、まちカフェ(仮称)実施、企業等との連携促進

ひらつか市民活動センター協働運営説明会

以上のように、ひらつか市民活動センターの運営については、長い間の紆余曲折がありました。「協働」によるまちづくりの重要性が問われるようになってすでに20年以上が経過しています。その背景には、日本全体の少子高齢化・財政縮小・多様化した地域課題などがあります。行政や民間事業者もそして地域も、もはや単独ではあまりに多様化した地域課題に応えることは不可能であり「協働・連携」してまちづくりに取り組まなくてはならない時代へと変化し、すでにあちこちで先進事例が紹介されるまでになっています。

地域課題に気づき解決したいと取り組む市民活動の自主的で自立した団体活動が、これからの社会の中で益々必要であり、それらの活動をコーディネートし支える仕組みは今後さらに重要であると考えます。当会の役割はまさに縁の下の力持ち的存在として、多くの皆さんの信頼に応えられるようセンターの課題に取り組んでいく所存です。29年度は予算の関係で短い勤務体制になりますが、3名のメンバーが窓口に入ります。利用される皆さんに早く顔と名前を覚えていただき、少しでも早くお役に立てるスタッフへと育っていけるよう邁進してまいります。

どうぞ温かく見守りくださいますよう、ご協力のほどお願い申し上げます。

平成29年4月1日 NPO法人湘南NPOサポートセンター 理事一同

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