ひらつか地域づくり市民大学の4日目は、昨年も好評をいただいた

NPO法人れんげ舎の代表理事 長田英史さんを講師に迎え

『組織運営の肝をおさえる  「会議のやり方」と「場づくり」

〜団体としての「自治」を確立するために〜』をテーマに開催しました。

会議は日ごろ何気なく行われていますが、実は奥が深く、

進め方ひとつで組織が活性化したり、低迷したりと大きく変わるんですね。

昨年受講した方々が口々に

「もっと前に学んでいたら今のようにはならなかった」

「会議そのものを深く掘り下げて考えたことはなかった。なるほどと思うことばかり」

と話していたように、会議の持ち方、進行方法、参加の方法など

改めて考えてみると、会議ってとても重要です。

皆さんの組織では、どのような会議をもっていますか?

全員で納得して物事を決める会議ができていますか?

一方的な方法や一部の人の意見で決めてしまっていませんか?

会議が終わったあとで陰口を言ったりしていませんか?

地域で、そして団体で、民主的に活動していくためには、

みんなが納得して決めることのできる会議にしていきたいですね。

ということで、今年も長田先生にとてもわかりやすく教えていただきました。

以下は、アンケート結果から受講生の声を抜粋して紹介します。

・会議で「提案」する時には口頭と資料のみで済ませていたが、次回「提案」する場合は提案書を作成してみたい。

・参加者平等の原則の共通理解を進めていきたい。

・我の強い人、強引に自分の意見を通そうとする人、感情的な人などに会議が引っぱられないようにするには? → 会議のための会議で準備すれば解決か?

・会議のやりかたについて、さらに勉強して実践していきたいと感じました。

・良いつながりを創る。信頼を育てる。日常の暮らしの中で常に信頼を大切にする暮らしをする。

・発言の仕方について、実践できる、できないということではないが、手順・段取りの大切さを改めて確認した。発言者の中には司会の指示なしに勝手に発言を始めてしまう者がいて、その者が自分中心に次々に発言を進めてしまい、他の発言をした者の発言をそいでしまう場合が結構ある。(司会の力量にもよるが、)挙手するとか、発言を求める意思表示をしてから発言するなどの進め方をしていきたいと思った。

・今日の講義のような会議のルールを皆さん(会議の参加者)になかなか分かってもらえない気がする。人が話をしていても隣の人と話し出したりする人や、手を挙げてきちんと質問や意見を言わない人が結構いるような気がします。

・会議は「やらなくては」とか「やる必要がある」といった構成する人の意識が絶対条件だが、自治会ではそのような意識をもって臨んでいる人が少ない。

・報告、指示が多くフラット型での会議が少ない。(連絡会議がほとんど)     以上

 

受講生の皆さん、そして団体活動をしている皆さん、ぜひ実践してみてくださいね。

さて、次回11月7日(土)は最終回。

受講生の皆さんから、より良い地域をつくるための夢プランを発表していただく予定です。

 

 

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