ひらつか地域づくり市民大学最終回(第5回)を、11月7日(木)平塚市中央公民館で開催しました。

5回目とあって受講生の皆さんともすっかり顔なじみ、和気あいあいと始まりました。

最終回は本講座の目的である「地域コーディネーター」として活動していただくために

コーディネーターの役割と仕事内容、心得やコツなどについて学びました。

講師には、認定NPO法人市民セクターよこはまの吉原明香さんをお招きし

横浜の地域づくりのさまざなな事例をお話していただきました。

吉原さんの説明は具体的でとてもわかりやすかったと好評でした。

吉原さん、ありがとうございました。

 

また、ワークショップは、前回からの引き続き、

地域課題解決のための事業計画書をつくりながら

地域コーディネーターとして具体的にどのように行動することが

求められるのかについて記入していただきました。

その後はグループごとの発表です。

どのグループも地域への愛着に満ちた計画が提案され

活気あふれる素晴らしい発表となりました。

     

     

終了後は、これまでの労をねぎらい、簡単ですが打ち上げ(親睦会)を行いました。

会場の関係で、「お茶で乾杯」でしたが、楽しい歓談の時を過ごしました。

「次回会うときは泡で乾杯しよう〜!」という声が上がり、

今後へつながる一歩になったのではないかと思います。

  

今回の講座の初回から、さまざまな面でご協力いただいた

NPO法人ふらっとステーション・ドリーム理事長の泉一弘さんからは、

受講者の皆さんがこれから地域で活躍してくれたら本当に嬉しいね、頑張ってください、と

温かい言葉をいただきました。

泉さん、本当にありがとうございました。

 

以下に皆さんからいただいたアンケートの結果を抜粋して掲載します。

問い 参加するとしたら地域づくりのためにどのような内容を学んでみたいですか?

 ・ボランティアの継続性とは ・安全な街について

 ・地域イベント作りと実行、予算のつくり方、集め方

 ・各団体間の意思調整の方法

 ・地域の住民が地域に愛着をもてるようなまちづくりについて学びたい

 ・コミュニケーションのつくり方

 ・地域住民の(特に高齢者)の関係づくりをどうするか。

 ・何でも学びたいです。

 ・地域活動を担う人たちをどのように「発掘」したらいいか。その方法について。

 ・「地域づくり」に有効なイベントは何か。また、そのイベント効果(決して×ではないが)の検証方法について

 ・市内地域のまちづくりの事例

 ・防災、防犯、交通安全。

 

問い 第5回の講座を受講してのご意見・ご感想・今後に期待すること等について

 ・とても広い気持ちになり、いろいろと素晴らしい人々がたくさんおられて嬉しく思いました。

 ・他地域での考え方、問題など少し話の中から感じられて、これから地域活動をする上でも大いに参考になりました。

  自治会内でも、人のつながりがもっと良い形でできれば良いかと思っています。知り合いが増える活動を考えていて、

  これから進められるように思う気持ちになりました。

 ・公民館とも協力して、自治会連合会が地域各団体に声をかけて調整していきたい。

 ・吉原さんのコメントと整理がとても良かった。

 ・グループ内で積極的に意見の交換ができ、一つの方向性をまとめることができた。吉原先生の講話はとても良かった。

  ・吉沢福祉村が地域の核として機能していくため、今回の講座で学んだことを実践していきたいと思っています。

  ・班全体で集う時、自治会から補助金を出すというのは、とてもヒントになりました。

  ボランティア(子ども)帽子もアイディアだと思いました。

 ・実際の自治会活動をどのようにしていくのか、事例もあり、参考になった。自分の中に籠るのではなく、他の人の意見を聞くのも良いと感じた。

 ・今回の講座で得た知識を地元に帰り役立てていきたい。

 ・自治会の直面している情報がわかった。「いざ」という時の災害の現実に対して、

  不安(具体的な対策がみつけにくい)だということが見えて勉強になった。

 ・地域の安全、安心なまちづくりに参加者が真剣に取り組んで姿が良く理解できた。地域の課題への取り組み方が参考になった。

 ・全体として、地域の事例発表(結果だけでなく、プロセスを中心に)をもっと多くすることが必要ではないか。

 ・自分の地域からの参加が少なかったのは残念。こういうまちづくりの講座を通して行くことで、今かかえている問題が発見されて来たのが、良か   

  った。もっと深く地域の問題を掘り下げていくべきだ。

 ・はじめの頃は方向性が理解できなかったが、5回を通じまちづくりの考え方が理解できました。

 ・今回のワークショップでは、一つの方向性にまとめることが大変でしたが、たくさんの方の意見を伺いながら、ギリギリで間に合いました。意見を 

  言うタイミング、内容、みなさんで1つにまとめる方法など、とても勉強になりました。全体を振り返って、たくさんの人たちが、たくさんの夢を抱いて

  たくさんの団体の中で、たくさんの役割を担って活躍されていることを知りました。同じ“良くしたい”という想いの中で、もう少しわかりやすくなれば

  いいのに…と、素人目で思ってしまいますが、私の勉強不足なので、次回、機会あって参加する時には、もっと勉強してきます!

 ・私は地域活動では“無所属”です。“無所属”での発言は、人間関係が希薄なだけに影響力は発揮できません(それは無理もないです)…が。“無

  所属”だから+の面もあります。主体性の客観性をこれからも大切にしたいものです。

 ・混沌としていたことが非常に整理された。得ることがたいへん多かった。

 ・各地区の事例紹介。

 

以上

今後は、他地域の事例見学会、年度末の同窓会などを計画をしています。

受講生の皆さん、これまで本当にありがとうございました。

この機会をきっかけにして、さまざまなつながりを深め、

地域づくりのお仲間として共に励まし合っていきましょう!

 

 

 

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