地域での様々な活動や自治会活動、市民活動には欠かせない「会議」

皆さんの組織や団体の会議はどんな感じで行われていますか?

会議1つで、組織は大きく変わります。

さて、それではどのように会議を進めていけばいいのでしょうか?

ひらつか地域づくり市民大学第3回目(11月1日(土)は、

「組織運営の肝をおさえる、会議のやり方と場づくり」

〜参加する人の内面と、活動の場をつなげるために〜と題して

NPO法人れんげ舎代表理事の長田英史氏を講師にお招きし

民主的な会議のやり方、特に「会議」の基本についてお話を伺いました。

 

組織にはいろいろな形がありますがわかりやすいのは以下の2つのタイプです。

トップダウン型組織・・・意思決定の権限がある「責任者」・・・責任者が責任を負う。

フラット型組織・・・意思決定の権限がある「会議」・・・全員が等しく責任を負う。

ここでは、自治会等を含む地域での活動の会議の場や市民活動の会議の場

フラット型にターゲットを絞って説明していただきました。

 

*何のために会議をするのか?会議とは出会いの場であり、意思決定の場

*会議には基本的な「段取り」がある。意思決定のプロセスを理解・共有する

*会議には「会議のための会議」が要る

*会議の「場づくり」に関する秘伝、司会、ポジショニング、小技いろいろ

*繁栄する組織の「会議の掟」

 会議に参加する方が「自分が本当に思ったことが言える会議」にすること

 「本心が言えない、終わった後に陰口を言ってしまう会議」にしないこと

など、項目ごとにわかりやすく教えていただきました。

会場からは、「なるほど、うん、うん、」という相槌や

時折笑い声も聞こえ、終始和やかな雰囲気で学ぶことができました。

長田先生のトークはソフトでわかりやすく、思わず惹きつけられました。

何度もうなずきながら、メモをとる受講生の皆さん。

講義終了後の質疑応答の時間ではたくさんの質問をいただきました。

親切にご回答くださった長田先生、本当にありがとうございました。

 

「こんな学問があるんだね〜、いや実に参考になった。

地域の現場でもぜひ生かしていきたいよ!」と某自治会長さん。

以下に受講生の声をご紹介します。

 

合意を形成するプロセスがわかりやすいし、提案した人、参加している人の満足感/達成感が生まれると思います。これからは、この1/10でも、うまく運営できる様にしていきたいです。

「会議」の進め方などは学んだことがなく、人生の経験の中でこんなものかなあと行ってきたところがありましたので、マニュアルがあると会議で混乱した際に振り返ってみたいと思う。

会議とはとても奥深いものだと、お話をお聞きして感銘を受けた。「組織活動の根幹を支えるもの」ということばを心に刻んで、できることからやっていきたい。

会議の種類、やり方進め方、(テクニック)、やってはいけない事を話術のテンポ良く、説明されており、講義に入り込みやすかった。質疑応答も非常に参考になった。

会議が混乱している原因がわかった。会議をよく整理する必要・準備の大切さ。総会員40名で、役員会が20名で定例会議を行っているが、運営委員が必要ですね。会議の方法について話し合う会を持つことが必要と思いました。私にとって本当にタイムリーに視界が開けるようなお話でした。

この市民大学、大変おもしろいです。いつも、ちょっと異なる視点、すききらいで反対する人がいるのですが。目的・方法での意見や、質問時間をきちっととって実行してみます。次回の会議、ちょっと楽しみです。

かまえる事なく講義に入りこめました。(話がとてもリアルでした)とても楽しく聞けました。ユーモアあるお話でした。こんどの会議がちょっと興味深くなりました。活動力がもてました。(勇気がもてます)

話術についても勉強してみたい。又、基本の会議について学んだが、他の会議についても勉強して知識を深めたいと思う。又、ワークショップで会議を入れて体験したいと思った。

いろいろなセミナーありますが、この市民大学は大変勉強になります。ありがとうございます。

 

ほぼ100%の皆さんに「とても参考になった」とのご意見をいただきました。

ぜひ、ご自分の地域、団体、組織で活かしてみてくださいね。

 

さて、次回、第4回目は、

「地域づくりの取り組みから(2)吉沢地区地域活動団体との連携会議に参加」です。

連携会議終了後には、吉沢のまち歩きを行う予定です。

 

 

 

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