ひらつか地域づくり市民大学 地域活動講座 第4回をひらつか市民活動センターで11月10日に開催しました 。

講師は、三浦由理さん(ナレッジトラスト代表)です。

 

グループワークに取り組む前に、理事の鈴木さんより公開講座から前回までのひらつか地域づくり市民大学の内容と後半2回の講座の目的と内容について 説明しました。

みんなが意見を言えて、納得して決める

地域づくりは、地域の各種団体や沢山の人がかかわっており、関係調整のための会議がつきものです。いろいろな世代がいろいろな意見を出し合える場を用意して、言葉にできる機会を作ってみると、意外に近いところに必要だった人材や地域資源があることが発見できるものです。コミュニケーションから生まれてくる知恵と力が、住み良い地域を運営する仕組みのカギになるのです。地域活動講座の4回目と5回目では、グループワークを通してどのようにみんなの意見を聞き、まとめて、納得して集約していくかを体感して学んでいきます。

 

引き続いて、講師の三浦さんから地域資源(人・もの・こと)の上手な活用法についてご説明いただきました。

歴史からみるまち・ひらつか

まちは、3つの要素から成り立っていて、地理的な要因を含めた自然的要素に歴史が作られ、生活が営まれてきました。江戸時代の平塚を垣間見るなら、東海道五十三次・平塚宿の浮世絵と同じ高麗山の風景が残っている場所を訪れるといいかもしれません。魅力あるまちには、魅力ある人、魅力あるもの、魅力あることが集まってきます。長い年月を積み重ねて現在の平塚があり、約26万人の人が暮らしています。

 

ゆるやかに変化していく

こういうまちにしたいと思うことと現実のギャップを見極めて、新しい視点で楽しく活動していくと自然と人が集ってきます。それが自然とよそものと若者を呼ぶことになります。しかし、まちは急に変化をするわけではありません。山あり谷あり、ゆるやかに変化していくのがまちの特徴であり、上手くいかなくても腐ってはいけません。上手くいったら仲間で美酒を飲んで、次には発展させていけるように力を注ぎましょう。

 

ポジティブにみんなで意見を聞きあう

後半は、あらかじめ決められたテーマに沿ってグループ毎に話し合いを進めました。ポイントは、ポジティブな気持ちで話し合いを進めていくこと。さまざまな意見を出し合い、模造紙にどんどん書き込んでいきました。

 

思いを発表する

講師から与えられたテーマとポイントは次の通りです。

■ABグループ

ひらつか未来株式会社設立

ポイント:クラウドファンディングを求める意気込みでプレゼンを考える

 

■CDグループ

福祉村事業の未来

ポイント:福祉村を知らない人でも「なんだかおもしろそうだな」を感じるプレゼンを考える

 

■Eグループ ■Fグループ ■Gグループ

わがまちPR大作戦

ポイント:ひらつかをよく知らない人にでも伝わるPR。気分はひらつか観光大使になってプレゼンを考える

 

■Hグループ

これだけは絶対なくさないで!

ポイント:活動の内容説明ではなくどうして残さないといけないと考えるかを話す

 

50分ほどのグループワークの後には、各グループ全員が前に出て5分ほどのプレゼンテーションを行いました。

 

ABグループは、SDGs(持続可能な開発目標)も視野に入れた“自然エネルギーひらつか(株)”を立ち上げ、場所や人、資金のことから、行政を絡めた企業を作ることを目指したプレゼンとなりました。

 

CDグループは、これからの福祉村の未来像を共有して、いろいろな世代の人たちが、ふらっと立ち寄れる福祉村を語りました。

 

Eグループは、4地区の福祉村のメンバーのみなさんが、平塚市内のお祭りや自然の素晴らしさを挙げられました。また、各福祉村の認知症予防のコグニサイズ(臨床美術)や毎日開催しているカフェ、囲碁ボールなど特色ある活動を出し合い、互いの福祉村で参考になると情報交換もしました。

 

Fグループは、5地区の福祉村のメンバーのみなさんが、自然豊かな地域で、長寿でありながら地域の伝統を伝えつつ、明るい未来を、富士山のイラストをシンボルにして描きました。

 

Gグループも、3地区の福祉村のメンバーのみなさんが、福祉村のいいところの自慢のポイントを披露。ボランティアの登録数が100人を超えていることに驚いたり、88歳の女性が地域の作業所でよさこいを元気に楽しく踊っていたり、というような話題を発表しました。

 

Hグループは、地域で長く活躍されてきた方々が多く、それぞれの想いの丈を語り合ったことを発表しました。

 

いろいろな意見がグループごとに出され、参加する人の数だけ視点があり、様々な強みを生み出す力があることがわかりました。

 

参加者アンケートより(抜粋)

●グループワークで皆さんの地域に対する熱い思いを聞くことが出来て、さらに希望が湧きました。企画した会社を本当にやってみたくなりました。

●難しいワークショップでしたが勉強になりました。

●地域資源の中の「人」に私は当たると思うのですが、上手に自分を活かしているのか考え直してみました。

 

次回の地域活動講座5回目は12/1(土)13:30~ ひらつか市民活動センターにて「地域をコーディネートする力をつけよう」を開催します。この4回目のワークショップで話し合ったことを具体的に形にしていきます。

 

※ひらつか地域づくり市民大学 各講座の開催報告が、平塚市中央公民館のHPでも見られます。ぜひお訪ねください(^^)

 

記:湘南NPOSC 大和田