ひらつか地域づくり市民大学開催に先立ち

市内の主だった地域へ出かけて様々な取り組みやその地域の課題などを伺っています。

今回は、7月18日(金)午後、御殿長寿会第7班のお話し合いの場に参加させていただきました。

 

〜 和気あいあいのお話しと笑顔が素敵でした〜 

御殿長寿会第7班の班長の小山さんを訪問(H25年度市民大学に参加)。

出席者は、長寿会8名(今回は男性のみ)、民生委員1名、

地域担当の民生委員に出席を依頼し、互いに顔を知ってもらう機会を作ったそうです。

ーーー訪問の目的ーーー

・御殿長寿会第7 班の活動状況をお聞きしていたので、直接お目にかかって活動内容をお聞きしたい。

・老人会は加入者が少なく活動が衰退していると一般に言われるが、

 この班は加入者が増え活動が活発のようで、会の運営などの取り組みを教えていただきたい。

ーーーこれまでの経緯ーーーーー

・中原地区には6つの長寿会あり、その中の御殿長寿会の第7班で、

 昨年から小山さんがまとめ役に就かれ懇談会を開催、この日で第10回目。

 (以前は総会出席だけで、集まる機会は無かったとのこと)

・活動の原点:近くに住んでいても顔も分からないので、話しが出来ればいいねと、

 月1回集まって世間話をしたり、身の回りの話をしたりして、意見交換し交流してきました。

・当初7〜8名だった出席者が、現在14名に増えたそうです。

・進行は担当出来る方の手上げで、今日の進行役はA澤さん。

 話題は、新聞やテレビ放映分などから気になるテーマを選択し、新聞の切り抜きなど配布します。

ーーーお話を伺って・・・−−−

独居のお二人が笑顔でお話される様子から、活動の成果が伺えました。

・長寿会の話し合いに参加し、今やっと顔を知ってもらった(長く独身の70 歳代の方)

・夫婦で入院した時など、庭木が枯れると水やりなど心配してもらったりと、向こう三軒両隣のありが

 たみを知った(80 歳代の方で、奥さんが認知症になり入院中でお一人で生活)

 またお二人に対し、近所の方は日常的に気にかけておられるようで、

 家庭菜園で作ったゴーヤやカレーのおすそ分け等を届けたりと、繋がり・見守りをしておられるようです。

 

今まで道で会ったとき挨拶程度だった関係が、それぞれの人となりを知って、

困ったときの声掛けなど、具体的な行動が出来る関係を築かれていました。

会の皆さんは「向こう三軒両隣」の関係構築にとても前向きに取り組まれていて、

この関係が多くの方に受け入れられて、地域に広まる事を期待しています。

しかし、周りの方に理解してもらう方法の工夫、団体の連携なども必要ですね。

 

ーーーお話の中からーーー

・いろいろな手助けは出来ないかもしれないが、イザという時に何とかしてくれる人が近所に居る、

 心が繋がった人が居る、など、10回行った効果が出来ていました。

・他の団体と連携するには難しいですが、地域の中から湧いてきて活動が盛んになるのが自然、

 この活動を他へも広げていってほしい。

・第7班の活動から、他の班にもこのような活動を拡げたらとの意見があがりました。

・今年4 月に入会の方は、中原に住んで20 年も過ぎるが、地域にいろいろな名称があって

 分かり難いと相談されていました。

 勤めの時代は地域とのつながりが薄かったのか今から地域へデビューをお考えのようです。

ーーー民生委員の方からの報告ーーー

 地域ケア会議への参加は、長寿会第7班が単独で参加するのはどうかと見送りましたが、

 市役所、社協、民生委員など出席されていて、社協から歓迎しますとのことでした。

 生活弱者に福祉の情報が届いてないという意見もありました。

〜 民生委員も地域包括センターも知られてない〜

「相談に」60 歳代女性、独居で生活、リストラで失職し暮らせなくなり、死にたい程になったが

何所に相談していいか分からず、人づてにボランティアされていると聞き相談に来られました。

差し迫った課題への対応など専門知識がないため、市会議員に相談し生活保護など

手続きを進めてもらったことがあります。

「福祉の情報を伝える」

困った時に相談する民生委員・地域包括センターを知らないようで、福祉の情報が十分届いていません。

緊急時の対応を全て行政に任せるだけでなく、このような時には地域の向こう三軒両隣で、

福祉の情報を伝える・繋げる・助け合いで乗り越えたい。

と、話されました。

 

◆高齢者急増中なのに、なぜか会員が減る老人クラブ

老人クラブとは・・・
地域を基盤とした高齢者の自主的組織で、自らの生きがいを高め、
健康づくりを進める活動やボランティア活動をはじめとした地域を
豊かにする活動等で、高齢者自身のネットワークづくり、社会参加
活動に大きな役割を果たしています(神奈川県HP より)
減少する会員・・・
高齢者人口が増加する中で、全国の老人クラブの会員数減少が続い
てます、ピーク時の1998 年は886 万人、昨年は648 万人に。
神奈川県内の会員は約25 万人。

平塚市老人クラブは・・・
平塚市老人クラブは、65 歳以上の高齢者約6 万2 千人の約9%
5650 人が会員、年齢別では、70〜84 歳で69%です。

 

少子高齢化、多老化社会、財政難、など、さまざまな単語が飛び交う現代社会。

私たち市民、1人ひとりは、どのように生活し、何をどのように取り組むことが

求められているでしょうか?

全ては話し合いの場から始まる・・・と感じています。

9月開講のひらつか地域づくり市民大学では、

その方法を少しずつ紐解いていきます。