ひらつか市民活動センター市民活動支援講座

居心地の良い「場」のつくり方 講座

新年開けて1月20日(土)13:30~

第2回 居心地のよい「場」をつくるには ~仲間の増やし方~を開催しました。ひらつか市民活動センター

1回目の「場づくりの基本」と「会議のやり方」では

自分の内面を知ること、自分が思ったことが言える会議、

フラットな組織では多数決ではなくみんなで決めることの大切さを学びました。

 

2回目は「仲間の増やし方」です。

会場はグループ毎に着席していただき、参加者同士それぞれ感じたことなどを

共有しながら進めていきました。

冒頭、講師の長田さん(NPO法人れんげ舎代表理事)から「仲間ってだれのことですか?」と投げかけられました。

あなたの増やしたい「仲間」とは、どのような位置づけの人たちのことですか?

組織のコアメンバーなのか、実行委員(主催者)なのか、支援者(協力者)か、参加者又は活動に興味を持ってくれそうな人なのか。

そしてそのうちの誰を増やしたいのか、何故増やしたいのか、を聞かれました。

 

“あなたの団体では、具体的にどんな人を増やしたいか、考えてみたことはありますか?

楽しんで参加してくれる人、組織の中核を担ってくれる人、ミッションを理解してくれる人、一緒に汗をかいてくれる人…。そんな声が聞こえてきそうですね“

 

仲間が増えることで、現状のどのような課題が解決されますか?

仲間が増えると、どのようにして課題が解決されますか?

 

“そんなふうに考えたことなかった。とにかくメンバーが増えることが重要なんだと思っていた。どうやって仲間を増やすか、そればかり考えていたので、組織のどんな課題が解決するのかまで深く考えてなかった…。”

 

参加者の皆さんそれぞれが自分の心の声を聞きながら、ワークワークシートに向かいました。

 

しばし自分の活動に向き合った後、長田さんから仲間を増やす仕組みづくりについて説明いただきました。

仲間を増やす時、「いきなり会員になって」と言うのは「NO!」です。ハードルが高すぎると思いませんか?まずは参加しやすいきっかけをつくることが重要なんです。高い壁をつくってはいけません。

STEP1(きっかけの場)、STEP2(つなぎの場)、STEP3(仲間に!)と少しずつハードルを越えていく仕組みをつくることで、だんだんと関わるようになる。民間企業の顧客獲得キャンペーン(自然に買いたくなるような仕掛け)を事例として紹介され、非営利な組織であっても企業のノウハウを学ぶと良いのでは、とのこと。そういえばそうですよね…。

 

その後は、自分だったらどんなきっかけの場(STEP1)をつくるか。企画名、企画概要をつくってみるワークです。開催当日のタイムテーブルができれば、団体に持ち帰ってやってみることができます。会場内は一瞬にして静かになり、ペンを走らせる音だけが響いてきました。

 

ワーク終了後、会場から、3名ほど企画内容を発表していただきました。

ワークを通して自分の活動をじっくり振り返ることができ、改めてやりたいことが明確になった、と発表される皆さん。

発表した方々が清々しく思えたのは、きっと「自分が本当にやりたいこと」だからなんですね。

 

最後に長田さんからとても大切な言葉をいただきました。

 

“仲間をみつけるために自分たちを変えなくていい”

“出会いたい人と出会うために臆せず情報発信する”

“出会いたい人と出会うために、本当に思っていることを書く・言う・発信する”

“かけがえのない仲間 でもいつか別れが来る”

 

「JUST DO IT(ただやるだけ)」

この数分の時間がとても深く重く感じたのを覚えています。

参加者の皆さんからも深いため息が聞こえてきました。

仲間を増やすことばかりに必死になって、本当に必要で大切なことを忘れていたことに気づいた私たち。きっと次からは、仲間を増やす仕組みづくりを実践していけるに違いありません。

 

2回にわたってお送りした「居心地のよい場のつくり方」講座は、遠くは岩手県の花巻市から、そして平塚を中心とした近隣の市町の方まで、たくさんの方に参加していただきました。日頃、平塚の中だけで活動していた団体の皆さんも、他市で活動する団体さんと一緒に学び合うことで、とても良い刺激を受けたのではないでしょうか。

市民活動は横の広がりが欠かせません。まちを飛び越え県をまたいでネットワークをつくり、地域社会の課題を共有し解決に向けて動きます。このつながりを大切に次の一歩を踏み出して欲しいと思います。

 

参加者のアンケートから(一部抜粋)

・仲間を増やさなきゃ、増やしたいと躍起になっている部分が大きかったのですが、本当に増やす必要なのか?という原点に戻るきっかけになりました。

・あの頃は良かった。あの頃のように。あの時の自分のように。この団体が好きになれるように。そんな思いがどうしてもこびりついている私にとって、この講座は素晴らしいものでした。ありがとうございました。

・「本当に思っていることだけをいう!」
相手が選択できるように自分がきちんとやりたいことを表現することの大切さ。薄々感じていました、それが大事だってこと。でも何故かわからなかったのです。でも今日ようやくそれがはっきりしました。残りの人生の中で大げさじゃなく私はそうしたいと思います。

・「こうしたいああしたい」と欲が出たり、「こうしなきゃ」という焦りでついつい本来の軸を忘れそうになるのですが、この講座で楽しくシンプルにストンと落ちました。明日からの自分たちの活動が、改めて楽しみになりました!ありがとうございました。

 

※ひらつか市民活動センターでは、今後も団体の皆さんのニーズに対応した講座を企画してまいります。こんなこと学びたいという意見がありましたら、何なりとお申し付けください。

お問い合わせ先

ひらつか市民活動センター又は湘南NPOサポートセンターへ。