2017年1月14日(土)14時〜16時
官民連携・協働推進セミナー『対話による協働のまちづくり 〜対決から「対話」へ〜』

ひらつか市民活動センターにて開催しました。

講師は、国土交通省 都市局 まちづくり推進課
官民連携推進室長の中村健一さん。
都市まちづくりの実践に基づく官民連携の事例をご紹介していただくとともに
官・民それぞれがどのような役割でまちづくりを進めていくのか、
連携・協働のポイントについてお話いただきました。

平塚市からは副市長をはじめとした幹部職員や関心のある職員も参加され、、
官民連携の対話の場づくりのきっかけにもなりました。

司会役の東海大学大学院の小西くん。緊張しているとは思えないほど落ち着いてます。

湘南NPOサポートセンター理事長(坂田)の挨拶で始まりました。

講師の中村さん 

 

まちづくりの意味について?
皆さんは日頃、「まちづくり」という言葉をどのような時に使っているでしょうか?

中村さんから、以下のような説明がありました。

<広辞苑第5版(平成10年)>
【まち】〇商店の立ち並んだ豪華な土地。市街
   〇人家が多く、近くに焦点など生活のための施設も備わった地域。都会

<広辞苑第6版(平成20年)>
【まち】〇商店の立ち並んだ豪華な土地。市街
【まちづくり】〇行政が行う総合的な市街地の整備・開発。住民が主体となって行うものもいう。
    (それぞれ一部引用)

「まちづくり」の意味を改めて知った、という方もいました。
日頃何気なく使っている言葉の持つ意味を考えることは、実は大切なことかもしれませんね。

事例紹介

柏の葉スマートシティ(ゲートスクエア地区)
http://www.kashiwanoha-smartcity.com/facility/gatesquare.html

新宿副都心エリア環境改善委員会
http://welcometoshinjuku.jp/

北九州市・リノベーションまちづくり
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/san-kei/27200001.html
http://mfec.jp/forum/2015-11-12/d/ERES20151112-katayama.pdf

どのようなところで官と民が連携して事業を行っているか、
体制やマネジメントはどうなっているか、
関係機関の調整はどこが担っているか、など
それぞれが関心のあるところを熱心に聞いていました。

対話の場
セミナーの後半は、参加者の皆さんとの「対話」の場です。
今回は、中村さんからの希望で、
市民活動を実践している方々がどんなことをされているか、
活動の中でどのようなことで困っているのか生の声を聞きたい、
ということでしたので、幾人かの方にお話をお願いしました。

モデレーターは、当法人のアドバイザーでもある鈴木奏到さん。
仕事の関係で中村さんと話す機会も多くあるとのことで
参加者と中村さんとの意見交換もスムーズに進めてくださいました。

モデレーターの鈴木さん(左)と講師の中村さん(右)

対話の場では、会場から上がった意見をホワイトボードに書いて「見える化」を図りました。

馬入水辺の楽校の会の臼井さんは、
16年間も取り組んできた活動を高齢化を理由に終息に向かうのではなく、
新たなチャレンジとしてNPO法人を立ち上げ
農業の活性化を事業に盛り込み取り組んでいくとのこと。
数年後ごとに移動してしまう市職員との意思疎通の難しさを話されました。

湘南海岸林の保全活動をされている元石さんは、
海岸林の果たす役割の重要性に気づいたことがきっかけとなり活動を開始。
現在、様々なセクターとの連携を模索しているそうです。

松原自治会の猪脵さんは、
平成28年10月にオープンした湘南平塚ららぽーとがある地域自治会の方です。
車の交通量が急激に増えたため、子どもたちやお年寄りの方々が
安心して生活できる環境づくりを進めています。

それぞれの発表ごとに、中村さんから助言や感想が述べられ、

また、鈴木さんからも連携の基本姿勢等についても助言がありました。

クロージング
クロージングでは、全体を振り返って参加者の方から感想をいただきました。
特に、高校生の意見は参加者全員が深く感動し、拍手があがるほどでした。
日頃からまちづくりや地域活性に関心を持っており、
どこかで学べる機会がないか、と探していたこと。
たまたまHPを検索していたら、このセミナーがあることを知ったこと。
参加してみて驚いたのは、これまでテレビなどを通して
官と民は本来仲が悪いものと思っていたが、
こうして同じテーブルを囲んで、まちづくりについて話し合っているのを見て
素晴らしいな、と思ったこと。
このような場に来れてとても勉強になったことなどを、
しっかりとした口調で話してくれました。

平塚のまちづくりを考えている高校生がいるとわかり
会場は急に熱気に包まれたようになりました。

若い力に期待したいですね!

2時間はあっという間で、まだまだ話したりないという声が多かったです。

このような対話の場づくりを引き続きつくっていきたいと思います。

の後の懇親会でも大いに盛り上がりました。

これをきっかけとして連携によるまちづくりの取り組みが
新たに生まれてくることを願っています。