記事の内容にあった写真って?

取材をして、記事を書くとします。写真を撮って使うと思います。 その写真は記事を引き立たせるもの、状況がよくわかるもの説得力のあるものにしたいですよね。時には詳細な文章よりも、1枚の写真1枚の方が雄弁な事はよくあります。

例えば、「きれいな夕焼けを見ました。空が赤く広がり燃えている様な感じでした」・・・

と文章で表現するよりも、夕焼けの写真1枚に「すごい!」と一言の方が、読む人に共感してもらえると思いませんか?

情景を文章で説明するのはとても難しいです。同じ物を見ても、その説明の仕方は人それぞれです。けれど、記事として発表するなら沢山の読み手にできる限り同じ内容を正しく伝える必要があります。

文章と写真が引き立て合って、伝えたい事がきちんと届く、そのためにも効果的に写真を使えたら良いですよね。

「文章が読みやすくて写真も良くて、ついつい最後まで読み切っちゃった〜」と言われる記事を発表したいじゃありませんか。

では、記事に合った写真を撮るにはどうしたら良いでしょう?

取材時には、対象と記事の主旨を想定しておきますよね。

相手は個人ですか? 活動内容/状況/成果/品物ですか?

相手はどんな人達ですか? どんな思いを伝えたいですか?

それによって、文章はもちろん撮影対象も変わってくる印象と記事の内容が違ってきます。と言う例です。

 

事例①

料理をメインにした写真です。美味しそうな料理が目を引きます。記事がつくとこんな感じです。
「このお店の看板メニューは、このピザです。とても美味しくて、ついついビールが進みます・・・」

事例②

事例①と同じテーブルですが、少し離れて全体を撮影しています。お店の様子や雰囲気が伝わるように意識して撮影しています。記事は、こんな感じです。
「自然の中で緑に囲まれ、ゆっくりと食事が出来るお店です。・・・」

 

事例①と事例②で、写真と文章を入れ替えて読んでみてください。

組み合わせが違ったら印象はどう変わりますか?

いかがですか? ”何を伝えたいか”で撮影の方法を変えた方が良いということを理解して頂けました?

でも、難しく考える必要はありません。ちょっとしたコツを知れば効果的な写真が撮れますよ!

これから3章に分けて『撮影時に知っておくとちょっとイイ写真が撮れる ポイント』についてお話ししていきます。

 

第1章「構図について」

構図と聞くと難しいような気がしますが、つまりは「どう見えて欲しいか」の為に場面をどう切り取るかです。

写真にして伝えたい物は何でしょう? どう表現しますか?

人物を例にして見てみましょう。

撮影する人をよく見て

・どの位の大きさで撮影するか。全身? アップ?

・どの向きで撮影するか。右? 左? 正面?

・どの方向から撮影するか。上? 下?

・どの辺に対象物(人)を置くか。左寄り? 右寄り? 中央?

・何を背景にするか、何が一緒に写っていると魅力的か?

・どの位の大きさで撮影するか?

人物紹介なら上半身を撮るのが効果的ですね。この時ピントは目に合わせましょう。

・どんな向きで撮るか?

正面でも良いのですが、人の顔は少し片側からの方が魅力的に写ります。 人によって、右側がいいか左側か良いかは違います。より魅力な角度を見つけてあげましょう。

★気をつけて欲しいこと

このように足から切ってしまうと足が無いように見えて良くないです。気をつけましょう。

・写真のどこに、どんな向きで対象を入れるか?

人を右または左に寄せたときは、顔が写真の中央に向くようにします。

人の写真は後ろ側を開ける事はほとんど無いです。(記事の場合)

一つの方向、構図でも少しずつ位置を変えて撮っておきましょう。

写真は印刷するサイズによっても印象が変わるので必ず数枚撮りましょう。

モデルの全身を撮影するときは、やや下から撮影します。足が長く写りますよ。

デジカメなのだから、多めの写真を撮っても大丈夫。色々試して自分なりの構図を見つけてください。

「下手な鉄砲も数打てば当たる」の精神でOKですよ!

写真家の写真に解説はほとんどありません。それだけ写真に魅力があります。

写真の大切さがわかってきましたか?

 

第2章に続く

湘南NPOサポートセンター メディア事業部:瀬戸勉(アドバンス・ラボ代表)