サロンには、様々な方々が訪れます。

ここ数週間は「ひらつかの『みんなのトイレ』情報」を発行したことで、サロンに取りに来てくださる方が多い。

(発行は平塚ユニバーサルデザインプロジェクト:当会は事務局となっています)

先週は某市の保健関係部署の方がお見えになり、某市でもトイレマップをつくりたいとのことで、

作成のポイント、取材や撮影に関すること、編集等の悲喜こもごもについてお話させていただきました。

だんだんと行政と市民活動団体との協働事業についての話に及び

行政職員がなかなか協働に意識が向かず困っている…等のお話をされました。

協働という名のもとで、行政はNPOへ堂々と下請けを出しているに過ぎないという現状から

どう脱却していくかが今後の課題ですね、と話が弾みました。いずこも同じ秋の夕暮・・・

 

さて今日は久しぶりにK君がやってきた。

18歳の彼は中学も行ったことがなく、引きこもったままこの年齢になってしまった子だ。おまけに一人暮らしである。

この1年、自分の人生を振り返り、もう一度学校へいくことを考え始めていた。

夏頃からいくつか学校をピックアップし、受験勉強のお手伝いをしていたが、

今日は受験校(定時制高校)が見つかったと嬉しそうに報告に来てくれた。

自ら学校の体験会へ出かけ、学校の様子を自分の目で確かめた上で決めたと言っていた。

今、まさにちょうどこの時間、学校の受験に関する説明会へ参加している。

受験に必要な書類は何か、受験までに自分は何をすればよいか、など心配なことはあるようだが

未来に夢と希望を持った彼の顔は、一年前とは別人のようだ。

黒のステキなジャケットを身にまとい、ちょっと大人になった彼を眩しく感じた。

困ったことがあれば、またサロンへ寄ってほしいと伝え、説明会へ急ぐ彼を見送った。

今度来る時までに、温かい手袋を用意しておきたい。