ひらつか市民活動連絡協議会では、市民活動団体の連携と活性化を推進するために

ひらつか自治体財政研究会と共催で、各団体の専門性や知識を活かした教養講座を行っています。

第3回目は、「食・農・健康 三題噺」と題して、11月30日(土) 18:00より開催しました。

講座の広報は地道な声掛けと数十枚のチラシのみ。

それでも、会場は次から次へと席が埋まり、用意した資料が足りなくなってしまうほどでした。

 

さて、講座の内容は・・・。

1、現象の整理「今、何が起きているか」

・食・・・偽装が今や花盛り ホテルの食品偽装は大問題か?

アレルギーの犯人は小麦か?食品添加物について。

・大気・・・杉並病、光化学スモッグ

・農・・・農薬は安全か 農薬評価の参照資料が公開されていない

ネオニコチノイドの使用量増加と並行して増加した児童の自閉症、多動症

・遺伝子組み換え・・・除草剤に強い作物づくりから始まった、除草剤がバンバン使える

・TPP・・・秘密裏に進むTPP交渉で我々の食べ物は一層輸入品に

・原発・・・輸出など論外、健康をむしばむ、地域社会を分断する

2、構造(このような問題が起きる仕組みは何か、自然科学的視点と社会科学的視点」

テレビ、マスコミに弱い我々庶民

・健康をむしばむ構造

①自然科学的見地から・・・農薬、化学合成物質はごく微量でも①複合作用、②残留、③蓄積

②社会科学的見地から・・・10万種類ある化学物質を何とか商品化したい企業群、企業の利益のために貢献する行政

霞が関をコントロールできない政治、企業からの献金を断れない政治

・アメリカに従属する日本政府

・科学者・技術者・企業・マスコミ・政治家の罪

科学の三大罪悪・・・物理学→原子力開発。化学→合成化学物質。生物学→遺伝子組み換え

3、今、自分たちで出来ることは何か

・食・・・偽装に騙されないためには?マスコミよりミニコミを大事に

・農と消費者・・・自然循環を大事にして有機農法・自然農法に変えていく

・健康法・・・自然治癒力を活かす、東洋医学を重視する、たとえば漢方・気功・指圧・西式甲田療法・カイロ・構造医学

原爆の長崎で命を守った梅干しと味噌…和食に戻ろう 五味と五臓の関係

・足元から民主主義を育てよう・・・感覚を鍛えよう。井戸端会議で政治も話題に

 

以上が、三大噺の概要です。

講師は、井上 駿氏:1933年生 平塚在住 東京大学農学部卒 農林水産省農業試験場で36年間  稲の栽培研究他、全農営農・技術センターで環境問題を担当、有機農業認証制度の開始と同時に認定機関の創設・運営に関わる。市民活動としては平塚市自治基本条例市民委員会委員長の後、ひらつか自治体財政研究会を立ち上げ現在会長、ごみを活かす会運営委員

 

井上さんは、軽妙な語り口で、時には洒落を挟みつつ説明してくださり、会場内から矢継ぎ早に質問が飛び交いました。

また、食についての問題は、小さな子どもを抱えている若いお母さん方に是非聞いてほしい話題だ、という声も上がり

講師の井上さんは、お声をかけていただければ、どこでも馳せ参じますよ、とありがたいお言葉。

うちの地域でもぜひお願いしたい、と言う方は、、ご一報いただければ幸いです。

  

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